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【第2回】人間の特性を生かした色表現

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2008/05/29 16:30

目次

まとめ

 ここまでの話を考えてみると、つまり色とは感覚でした。「人間の眼をだますため」にモニタも印刷も3原色を用いていますが、人間以外の生物には全く異なったものに見えているのかもしれません。不思議ですね。JPEG(JFIF)では、RGB値での表現方法から「輝度+色差」であるYCbCr値での表現に変更しました。これは、人間の特性を利用して画質劣化をなるべく減らしながらデータ量だけを減らすことをねらっています。その上で、色差成分のみを空間的に間引くことによって色表現のデータ量を減らしています。

 次回は、空間上に広がっている輝度値(色差値)をどうすると劣化を少なく、かつ効率良く表現できるかについて述べたいと思います。JPEGでは、色変換をした後、Y・Cb・Crの各成分ごとに8×8のマス単位で直交変換(DCT)という変換を行います。ここにも人間の特性が生かされています。お楽しみに。



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連載:JPEGを散歩する

著者プロフィール

  • 藤原 剛(フジワラ タケシ)

    34歳。株式会社ビー・ユー・ジー熱血社員。名刺の肩書きはファームウェア職人。^^ 組込みではブートローダやOSポーティング、デバイスドライバあたりが好み。CPUではSHやMIPSよりARMやPowerPCが好き。WindowsやMac等の高級OSでは、デバイスドライバやソフトのチューニングが好き。...

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