第1回の節「デバイスに対して色を伝える」で、NTSCやJPEGは「輝度+色差」表現をする、と述べました。3原色の値とは異なった表現を行うのは、人間に対しては色情報の劣化を感じさせずに情報を減らそうという意図があるからです。劣化を感じさせないためには、人間が色を感知する際の特性を利用します。
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藤原 剛(フジワラ タケシ)
34歳。株式会社ビー・ユー・ジー熱血社員。名刺の肩書きはファームウェア職人。^^組込みではブートローダやOSポーティング、デバイスドライバあたりが好み。CPUではSHやMIPSよりARMやPowerPCが好き。WindowsやMac等の高級OSでは、デバイスドライバやソフトのチューニングが好き。最近は自社製...
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