はじめに
今回は、第8回「Eclipse 3.4のコード生成&リファクタリング機能」で紹介しきれなかったEclipse 3.4のリファクタリング機能の続きです。
前回説明したとおり、リファクタリング機能は、作成済みのプログラムを編集するときに関連する編集を自動化してくれる機能です。今回も、Eclipseがコード生成機能とリファクタリング機能として提供しているたくさんの機能から、初心者にも利用しやすいいくつかをサンプルの流れに沿って説明します。
今までの記事
- 第1回「Eclipse 3.4のインストールと日本語化」
- 第2回「Eclipse 3.4の各種設定と利用方法」
- 第3回「Eclipse 3.4プラグインのインストール/設定方法」
- 第4回「Eclipse 3.4でのアプリケーション開発方法(swing/JSP/サーブレット)」
- 第5回「Eclipse 3.4を使ったデバッグとテスト」
- 第6回「Eclipse 3.4でのバーション管理方法(CVS編)」
「Eclipse 3.4でのバーション管理方法(Subversion編)」 - 第7回「Eclipse 3.4を使ったデータベース操作」
- 第8回「Eclipse 3.4のコード生成&リファクタリング機能」
事前準備
今回のサンプルは、前回までで作成したhellorefact
プロジェクトを用います。また、画面画像は「JStyle」プラグインを導入済みの状態のものです。「JStyle」プラグインについては、第3回「Eclipse 3.4プラグインのインストール/設定方法」をご覧ください。今までの連載に沿って、プロジェクトを作成してきた方は、この章を読み飛ばし、次のページに進んでください。
サンプルプロジェクトをダウンロードしてワークスペースにロードするには
今回分から試したい場合は、添付のサンプルソース(hellorefact.zip→jar
)をダウンロードします。
その後、プロジェクトを下記の手順でEclispeワークスペースにロードします(※注1)。
- ダウンロードしたアーカイブを「hellorefact.jar」に名前変更
- Eclipseのメニューから[ファイル(F)]‐[インポート(I)]を実行
- 「一般」の「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選んで[次へ]をクリック
- 「アーカイブファイルの選択」をチェックし「選択」でファイル名(hellorefact.jar)を指定して、[終了]をクリック
以上で、準備完了です。
今回はjar
ファイルを用いることで、第6回「Eclipse 3.4でのバーション管理方法(CVS編)」、「Eclipse 3.4でのバーション管理方法(Subversion編)」での手順より簡略化しています。