テクマトリックスは26日、米Parasoft社が開発した.NETアプリケーション開発の単体テストおよび静的解析自動化ツール「.TEST(ドットテスト)5.0」日本語版の販売を開始した。
「.TEST 5.0」では、アプリケーションからテストを開始することが可能になり、これまで単体テストが困難だったモジュールのテストが容易に実施できるようになった。また、テストケースを生成する「Tracer(トレーサー)」が標準装備され、回帰テストも簡単に行うことができる。
今回のバージョンでは、実行時に例外を引き起こすテストケースと、広範囲のソースコードをカバーするテストケースをNUnit形式で自動生成し、単体テストを自動実行する。テスト時にはテストカバレッジ情報を収集し、レポートする。また、444個の静的解析コーディングルールが搭載されており、バグの可能性やパフォーマンスの劣化を指摘。さらに、処理フローを解析し、セキュリティ上の脆弱なコードやリソースリーク、NullReferenceExceptionやnullチェック前の間接参照といった検出困難な問題点を、アプリケーションを実行することなく、静的に検出する。
.TESTのサポートプラットフォームはWindows XP/2003 Server/Vista、プラグイン可能な統合開発環境はVisual Studio 2005/2008。製品価格は、.TEST Professional Editionが498,000円、Architect Editionが598,000円、Server Editionが2,100,000円(すべて税別)で、1年間の保守サービスが含まれる。
【関連リンク】
・.TEST (.NET対応テストツール)
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