日本オラクル株式会社は、「Oracle Database 11g Release 2」を11月17日から提供開始すると発表した。データベース・グリッドにかかわる機能などが強化されている。
日本オラクル株式会社は、「Oracle Database 11g Release 2」を11月17日から提供開始すると発表した。
「Oracle Database 11g Release 2」では、「Oracle Real Application Clusters」により複数のデータベース・グリッドを統合した環境でリソース再配置と運用管理を効率化できる。また、「Oracle RAC One Node」の提供による小規模データベースの集約や、「Oracle Automatic Storage Management」の拡張による汎用的なクラスター・ファイル・システムのサポートも可能となった。そのほかにも、「In-Memory Parallel Query」により、グリッド上の全サーバの物理メモリ上に分散して配置されたデータに対して並列処理を実行できるなど、さまざまなパフォーマンスの向上が図られている。
販売予定価格は、Enterprise版のProcessorライセンスが5,421,150円、Named Userライセンスが108,465円、Standard版のProcessorライセンスが1,997,310円、Named Userライセンスが39,900円、Standard One版のProcessorライセンスが661,920円、Named Userライセンスが20,580円となっている(すべて税込)。
製品の詳細およびオプション製品を含む最新の価格情報については、公式サイトを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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