株式会社ディー・エヌ・エーは5日、ケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」のゲームオープン化に関して、パートナーデベロッパー登録の申請受付を開始した。また同日、ザ・ガーデンホール(東京都恵比寿)に数百人のサービス事業者や開発者を集め「モバゲーオープンプラットフォームForum2009」を開催した。
モバゲーオープンプラットフォームForum2009では、南場智子代表取締役社長兼CEOがソーシャルゲームへの対応や海外展開などについて語り、続いて取締役ポータル事業本部長兼COOの守安功氏がビジネスや運用の面から、モバゲーオープンプラットフォーム技術責任者の山口徹氏が公開APIなど技術面からの説明を行った。
また、先行開発パートナーを代表してKLabの真田哲弥社長、ドリコムの内藤祐紀社長、ハドソンの柴田真人NC本部本部長の3社が挨拶に立った。
パートナーデベロッパー登録は法人のみを対象にしており、「DeNA Developer's Site for mbga Open Platform」から登録が可能だが、現在はまだ登録のみでアプリ開発などの利用はできない。11月初旬頃に、Forum2009でも挨拶に立ったタイトーなど、9月に発表された先行開発パートナー30社向けに開発環境(サンドボックス)が提供される。
その後、12月に先行開発パートナーを80社程度まで拡大し、これら先行開発パートナーによるゲームを2010年1月以降にリリースする。来年2月には先行開発パートナーを200社程度まで拡大、3月には先行開発パートナー以外のパートナーデベロッパーにもサンドボックスが解放される予定になっている。
また、ディー・エヌ・エーでは同日、海外展開の一環として、iPhoneアプリのゲームデベロッパー向けにコミュニティSDK「OpenFeint」を提供する米Aurora Feint社との資本業務提携に合意したと発表。10月末をめどにAurora Feintに対して20%の出資を予定している。
【関連リンク】
・「モバゲータウン」、デベロッパー向けサイトにてパートナーデベロッパー登録申請の受付を開始
・米国Aurora Feintとの資本業務提携に関する基本合意のお知らせ
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