SQL Anywhere 11でデータベースをセキュリティ保護する
データ供給をセキュリティで保護し、なおかつ認可制にすべきであることはアナリストも認めるとおりですが、その基盤となるデータが安全に格納されていなければ、アクセスをセキュリティ保護してもほとんど効果はありません。アクセスだけでなく、ストレージにも注意を向ける必要があります。その目的のために、SQL Anywhereには、データベースの作成時にだけ有効にできるデータベースレベルの暗号化機能が用意されています。管理ツールであるSybase Centralには、そのための直観的なウィザードがあります。
[Tools]メニューで[SQL Anywhere 11]をポイントし、[Create Database...]を選択します。
初期画面で[Next]をクリックし、[Create a database on this computer]を選択します。[Next]をクリックして次へ進みます。
入力が促されたら、データベースファイルのファイル名とパスを入力します。[Next]をクリックし、ログファイルのファイル名を指定します。[Next]をクリックして次へ進みます。
[Maintain the following mirror log file]チェックボックスはオフのまま、[Next]をクリックします。[Install jConnect meta‐information support]チェックボックスは、オンのままでもオフにしてもかまいません。どちらにしてもこのデモでは意味がありません(Javaの接続性に関係するオプションです)。