エクセルソフトは10日、次世代プロセッサーに対応したコンパイラーと分析ツールのバンドル製品「インテル Parallel Studio XE 2011」の国内販売を開始した。XEは「Extreme Edition」を意味し、とりわけ最大限のパフォーマンスを必要とする開発者向けに調整された製品となっている。
「インテル Parallel Studio XE 2011」はインテルのC/C++コンパイラーとFortranコンパイラ、パフォーマンス・ライブラリー、エラー検証ツール、パフォーマンス分析ツールがバンドルされた統合ツールスイートで、以下の7つの製品が含まれている。
- インテル C++ Composer XE 2011
- インテル Fortran Composer XE 2011
- インテル MKL 10.3
- インテル IPP 7.0
- インテル TBB 3.0
- インテル VTuneTM Amplifier XE
- インテル Inspector XE
また、Windows版のみ提供されている無印の「インテル Parallel Studio 2011」と異なり、XEではLinux版も用意されている。最新の並列化手法や次世代プロセッサーのSandy Bridge、統合開発環境のVisual Studio 2010(Windows版のみ)などにも対応した。新しくセキュリティの静的解析機能が追加されたことで、より信頼性の高いアプリケーションを作成できるようにもなっている。
価格は、Windows版が税込255,150円、Linux版が税込301,350円から。対象となるインテルソフトウェア開発製品のユーザーは優待価格でアップグレードできるプランも提供されている。詳細はエクセルソフト社のWebページを参照のこと。
【関連リンク】
・インテル Parallel Studio XE(エクセルソフト社のページ)
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