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PDC 2010で明らかになったWindows Azureの新機能

PDC 2010で明らかになったWindows Azureの新機能(前編)

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 2010年10月28日~29日に、米国レドモンドで開催されたPDC (Professional Developer Conference)では、Windows Azure Platformに関する多くの新機能が発表されました。この連載では、PDCおよびWindows Azure SDK 1.3リリースで明らかになった新機能の概要を、2回に分けて紹介します。

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はじめに

 2010年10月28~29日に、米国レドモンドで開催されたPDC(Professional Developer Conference)では、Windows Azure Platformに関する多くの新機能が発表されました。ここで発表された新機能のいくつかは、2010年11月29日にリリースされた新しい管理ポータルとWindows Azure SDK 1.3で利用可能になっています。

 本稿では、PDCおよびWindows Azure SDK 1.3リリースで明らかになった新機能についての概要を紹介します。

対象読者

  • Windows Azure Platformの概要を理解している方

新機能のリリース状況

 新機能の紹介をする前に、現在のリリース状況を下表にまとめました。既に正式提供済の機能もありますが、ベータ提供もしくは、CTP(Communication Technologies Preview)中の機能もあります。また正式提供時期が明らかになっていない機能もあります。

新機能のリリース状況
コンポーネント 機能 現在の状況 正式提供
新管理ポータル SliverlightベースのUI 提供済
複数管理者 提供済
Windows Azure Extra Smallインスタンス ベータ提供済 未定
VMロール ベータ提供済 未定
Windows Azure Virtual Network 一部ベータ提供済 2011年前半
リモートデスクトップ 提供済
権限昇格(Elevated Privileges) 提供済
フルIIS 提供済
Windows 2008R2ロール 提供済
Virtual Network 提供済
CDN 2011年提供予定 2011年中
Server Application Virtualization クローズドCTP提供中 2011年後半
SQL Azure Database Manager for SQL Azure 提供済
Reporting 2010年CTP予定 2011年前半
DataSync 2010年CTP予定 2011年前半
Windows Azure AppFabric Caching CTP提供中 2011年前半
サービスバス機能強化 CTP提供中 2011年前半
アクセスコントロール機能強化 CTP提供中 2011年前半
Connect 提供済
その他 TFS on Azure 2011年CTP提供予定 不明
Windows Azure Platformフォーラム 提供済
サインアッププロセス 提供済

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト statemachine(statemachine)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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