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PDC 2010で明らかになったWindows Azureの新機能

PDC 2010で明らかになったWindows Azureの新機能(前編)

新しい管理ポータル

 管理ポータルとは、Windows Azure Platformを管理するためのWebベースの管理コンソールです。Silverlightベースとなった新しい管理ポータルは、従来に比べて大幅に操作性が向上しました。名前もDeveloper PortalからManagement Portalへと変更されています。

 図1が新しい管理ポータルです。管理ポータルは4つの画面から構成されています。

図1:新しい管理ポータルの画面構成
図1:新しい管理ポータルの画面構成

 それぞれの画面構成の役割は、以下の通りです。

画面構成の役割
No 名前 内容
1 リボン Office風のリボンインターフェスです。コンテキストに応じてメニューが切り替わります
2 ナビゲーション ホストサービス、ストレージアカウント、データベース、リポーティング等の機能を切り替えます
3 アイテムリスト 利用可能なサブスクリプションやサービスを階層化して表示します
4 プロパティペイン 選択された項目のプロパティを表示します

 旧ポータルには、ポータル画面下部の[Take me back to the old portal]をクリックすることで戻ることができます。ただし、旧ポータルはしばらくの間は利用可能ですが、2011年初めに停止される予定です。

複数管理者

 複数管理者の機能とは、1つのWindows Azureサブスクリプションを複数のWindows Live IDに関連付けできる機能です。

 従来のサブスクリプションは、1つのWindows Live IDにのみ関連付けることが可能であり、結果的に1人の管理者にしか対応していませんでした。このため、やむを得ずWindows Live IDを共有するといった方法をとらざるを得ない状況でしたが、新しい管理ポータル下では、複数の管理者を設定し管理できます(図2)。

図2:User Management画面
図2:User Management画面

 複数管理者を設定するには、Windows Live IDと、管理させたいサブスクリプションをチェックすることで、権限を委譲できます(図3)。

図3:Add New Co-Administratorダイアログ
図3:Add New Co-Administratorダイアログ

ベータプログラム

 ベータプログラムは管理ポータルから申し込み可能です。本稿執筆時点では、Extra Smallインスタンス、Windows Azure Connect、VMロールの3種類が申し込み可能となっています。申し込み後、StatusがPendingからActiveになれば利用可能となります(図4)。

図4:ベータプログラムの申し込み画面
図4:ベータプログラムの申し込み画面

Windows Azure SDK 1.3

 Windows Azure SDK 1.3および、Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studioが公開されています。システム要件は、下表の通りですが、SDK 1.3よりVisual Studio 2008が対象外となっているため注意が必要です。

 Windows Azure SDK 1.3は、以下より入手可能です。

システム要件
OS Windows 7
Windows Vista SP2
Windows Server 2008 SP2
Windows Server 2008 R2
IDE Visual Studio 2010
Visual Web Developer 2010 Express
IIS IIS 7.0以降
SQL Server SQL Server 2005 Express以上

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト statemachine(statemachine)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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