HTMLエディタ内のスマートタスク
ASP.NETおよびVisual Studioの次期リリースでは、ソース・ビュー(デザイン・ビューでも)内で、スマートタスクの有効化がサポートされます。
ASP.NET Webフォームの場合、ASP.NETサーバーコントロール要素内にキャレットがあると、スマートタスクは小さい絵文字として表示されます。
スマートタスクを展開するには、C#およびVB.NETと同様、その絵文字をクリックするか、CTRL+.(ドット)を押してください。
上記のタスクは、デザイン・ビューに変更することなく、ソース・ビュー内から直接実行できるので、多くのシナリオを簡単に行えるようになります。例えば、”列の編集…”リンクをクリックすると、(デザイン・ビューのように)フィールドボックスがすぐに立ち上がり、GridViewの列定義が変更できます。
ダイアログボックスで、GridViewの列を定義して、OKボタンをクリックすると、デザイン・ビューへ変更する必要なく、コードエディタに以下のタグが挿入されます。
スマートタスクは、うまく生産性を高め、多くのタスクをより簡単にしてくれると思います。
ソースコードでイベントハンドラの生成
ASP.NETサーバーコントロールで行う共通タスクの一つが、サーバーサイドのイベントハンドラとの接続です。
現在これをVisual Studioで自動的にする方法は、デザイン・ビューに切り替えて、コントロールを選択し、(デフォルトのイベントを処理するため)ダブルクリックするか、プロパティグリッドのイベントタブを使用するかして、特定のイベントハンドラを選択し名前をつけます。コード・ビューのままでいたい人にとっては、これを行うのに、デザイン・ビューへ切り替えなければならないことは、非常につらいことだと思います。
次期リリースのASP.NETおよびVisual Studioでは、HTMLコードエディタからもサーバーサイドのイベントハンドラを簡単に作成・接続できる機能がサポートされるので、これもより簡単になります。
すべてのサーバーサイドイベントのIntelliSenseには、“<Create New Event(新規イベントの作成)>”という値が含まれるようになりました。これは名前からも分かるように、コードビハイドファイルに正しいシグネチャーのイベントハンドラを作成します。イベント名を入力して、スペースキーを押すと、表示されます。
イベントは、コードビハイドファイルの既存メソッドに接続することも可能だし、新規で作成したいイベントハンドラの名前を入力するだけ(もしくはタブを押していけば自動的に名前が入力されます)でも大丈夫です。
そうすると、Visual Studioは自動的に適切なサーバーサイドのイベントハンドラを、コードビハインドファイル内に生成します。
これはすべて、デザイン・ビューへ切り替えなくてもできますし、また接続したいイベントの正式名称やシグネチャーを覚える必要もありません。
Hope this helps,
Scott
P.S. ブログ以外に、Twitterを使って簡単な更新やリンク共有を行っています。私のハンドル名は、@scottguです。