アドビシステムズは、「Adobe Creative Cloud」のメンバー向けに、4日からリソースセット「Game Developer Tools」の提供を開始した。
「Game Developer Tools」には、「Adobe Scout」「Adobe Gaming SDK」「Adobe Flash C++ Compiler」を含んでおり、制作から展開までのゲーム開発プロセスを合理化し、ゲーム関連のパブリッシャーと開発者が、世界中の13億台超のインターネット接続されたWindowsとMac、5億台を超えるスマートフォンとタブレット端末に製品を提供できるように設計されている。
「Adobe Scout」は、ActionScriptベースのコンテンツから詳細な情報を取得して、パフォーマンス最適化をサポートする、先進的な次世代プロファイリングツール。
「Adobe Gaming SDK」は、開発者がWebブラウザとモバイル機器の両方を対象にした、ActionScriptベースのゲームを制作、課金するためのSDK。必要なオープンソースの2D/3Dフレームワーク(Starling、Feathers、Away3D)を含むビルディングブロックを用意しており、ゲーム開発の敷居を下げて、高い生産性を提供する。
「Adobe Flash C++ Compiler」は、PC/Xbox 360/PlayStation 3/iOSを対象としたネイティブアプリケーションとゲームエンジンを、「Adobe Flash Player」を使ってWebブラウザで直接実行できるようにコンパイルするための新しいツールチェーン。
【関連リンク】
・アドビシステムズ
・「Game Developer Tools」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です