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Web APIで楽々Androidアプリ

Androidアプリでの位置情報取得と、複数のWeb APIアクセス

Web APIで楽々Androidアプリ(4)

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 Android端末の通信機能と、国内外のさまざまなサイトで提供されているWeb APIを活用すれば、楽しいアプリをかんたんに作ることができます。この連載では、多種多様なWeb APIの紹介と、そのAPIを利用したサンプルアプリの制作を通じて、Androidアプリの実践的な開発を解説します。第4回目の本稿は、位置情報の取得と、Web APIに対して複数アクセスする場合の処理を、具体的なソースで解説していきます。

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対象読者

 Androidアプリケーションの開発を始めたい方で、JavaとEclipseの基本的な知識がある方を対象とします。

お天気アプリの作成

 作成するお天気アプリ「いまそら」は、現在地点の都道府県の天気予報を全画面で表示するものです。

起動時
起動時
天気情報を取得した後
天気情報を取得した後

ソースファイルと処理の流れ

 お天気アプリのJavaソースファイルは、表のとおりです。今回は、おもにActivityクラスに追加するコードについて解説していきます。

作成するソースファイル
作成するソース 概要
ParseJson.java JSONデータ解析基本クラス
ParseDrk7jpweather.java 天気情報JSON解析クラス
ParseFindsjp.java 逆ジオコーディングJSON解析クラス
HttpAsyncLoader.java 非同期HTTP通信クラス
ImaSoraActivity.java Activityクラス(今回解説)

 また、前回解説したとおり、アプリの全体の処理の流れは、次のようになります。

  1. GPS機能から、現在地点の緯度と経度を取得する。
  2. 緯度と経度から、Web APIを利用して、都道府県を判別する。
  3. 都道府県に応じた天気情報を、Web APIから取得する。
  4. 取得したデータを解析して、表示テキストを作成する。
  5. そのテキストを、ビューにセットする。

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現在地点の緯度と経度を取得する

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 高江 賢(タカエ ケン)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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