GUIの作成
では、さっそくアプリケーションを作成していきます。
今回作成するアプリケーションは、C1TileコントロールとC1SlideTileコントロールを1つずつ使用し、テキストを入れ替える表示を行うようにします。
また、スライダーを使ってスライドの動作時間を変更できるようにします。
使用するコントロールは、C1Tile、C1SlideTile、Label、Sliderの4種類のコントロールです。
C1Tileコントロールの配置
では、順番にコントロールを配置し設定していきましょう。最初は、とりあえずC1Tileコントロールを配置します。
① 記事の冒頭で説明したように、プロジェクトに「C1.WPF.4」と「C1.WPF.Tile.4」の2つのランタイムライブラリへの参照を追加します。
② ツールボックスから「C1Tile」コントロールのアイコンをクリックし、ウィンドウにドラッグ&ドロップします。「Height」「Width」プロパティをそれぞれ「150」に変更します。なお、プロパティ値の修正は、プロパティウィンドウを使用するかXAMLを直接書き直すという2通りの方法があります。
③ XMALのコードにある「Content="{x:Null}" 」を「Content="この文字"」に修正します。
④ プロパティウィンドウで、「FontSize」プロパティの値を「16」にします。
C1SlideTileコントロールの配置
次に、C1SlideTileコントロールを配置します。
① ツールボックスから「C1SlideTile」コントロールのアイコンをクリックし、ウィンドウにドラッグ&ドロップします。そして、「Height」プロパティを「210」に、「Width」プロパティを「410」に変更します。
② プロパティウィンドウの「Content」プロパティ名の横にある□アイコンをクリックします。ショートカットメニューが表示されますので、「値のリセット」をクリックします。「Content」プロパティの値欄が入力可能状態になるので、ここに「Tiles for WPFには、次の主要な機能があります」と入力します。
③ プロパティウィンドウで、「FontSize」プロパティの値を「16」にします。
スライダーとラベルの設定
2つのタイルの下に、画面のようにスライダーとラベルを配置します。
Sliderコントロールは、次のプロパティを設定します。
プロパティ | 設定値 |
---|---|
Maximum | 10 |
Minimum | 1 |
SmallChange | 1 |
LargeChange | 2 |
Value | 1 |
Height | 25 |
Width | 230 |
Margin | 192,250,0,0 |