手軽で高機能なPHPアプリの運用環境「Zend Server 6.1」フリー版の概要とインストール手順
「Zend Server Ver 6.1」チュートリアル 前編
Zend Serverの動作環境
使用できるOS
Zend Serverは、Linux、Windows、Mac OS XおよびIBM iという4種類のOS上で動作します。これらのうち、Linuxでは、Red Hat Enterprise Linux、CentOSおよびUbuntuなどに対応します。Windowsでは、XP SP3、7、8およびServer 2008 R2に対応します。
この記事では、CentOS上にZend Serverをインストールする前提条件と手順を解説します。
使用できるWebサーバ
Zend Serverは、ApacheおよびMicrosoft IISに対応してきました。Ver 6.1からは、最近普及しつつあるNginx(エンジンエックス)にも対応します。CentOSでは、このうちApacheの2.2系およびNginxが利用できます。Zend Serverをインストールする前にyumコマンドでインストールするか、またはソースからコンパイルしておく必要があります。この記事ではApacheを使用します。sudo yum install httpdでインストールします。
使用されるポート
Zend Serverは、下記のポートを使用します。セキュリティ設定でブロックしている場合は開放してください。
| ポート番号 | 使用目的 |
|---|---|
|
10081,
10082
|
管理コンソールの表示 |
| 10083 | 管理コンソールのコントロール |
なお、SELinuxを使用する場合は、インストール前にsudo setenforce permissiveコマンドを実行し、インストール完了後にZend Serverを再起動してください。
リポジトリ設定とインストール
インターネットへの接続を確認してからリポジトリの設定を行います。/etc/yum.repos.dディレクトリにzend.repoファイルを作成し、下記のように記述します。
[Zend] name=zend-server baseurl=http://repos.zend.com/zend-server/6.1/rpm/$basearch enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=http://repos.zend.com/zend.key [Zend_noarch] name=zend-server - noarch baseurl=http://repos.zend.com/zend-server/6.1/rpm/noarch enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=http://repos.zend.com/zend.key
準備が完了したら、sudo yum install zend-server-php-5.4を実行します。途中でIsthis ok [y/N]:と表示されたら、Yと入力してください。
しばらくするとインストールが完了し、complete!と表示されます。コンソールのログをStarting httpd:までさかのぼり、下記のようなエラーがないことを確認します。
Starting httpd: httpd: Syntax error on line 996 of /etc/httpd/conf/httpd.conf: Could not open configuration file /usr/local/zend/etc/sites.d/zend-defaultvhost- 80.conf: No such file or directory
もしエラーが発生した場合は、該当のファイルを作成します。
sudo touch /usr/local/zend/etc/sites.d/zend-default-vhost-80.conf sudo chmod 664 /usr/local/zend/etc/sites.d/zend-default-vhost-80.conf
次にZend Serverを再起動します。Starting Zend Server Monitor nodeの後に緑色のOK表示が連続し、赤色のFAILED表示がない場合、正常に再起動されています。
sudo /usr/local/zend/bin/zendctl.sh restart
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- この記事の著者
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吉田 悟(コネクト株式会社)(ヨシダ サトル(コネクトカブシキガイシャ))
主にSIer向けにPHPおよび商用データベースのトラブル時の調査とテクニカルサポートを担当しています。http://www.konekto.jp/
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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