PostgreSQL 8.2がリリースされた。今回のバージョンアップではパフォーマンスのアップやテーブルパーティショニング機能の改良、RETURNING句などの新文法が追加されている。
5日、PostgreSQL 8.2がリリースされた。新バージョンでは主に次のような点が追加・変更されている。
- INSERT/UPDATE/DELETEに使えるRETURNING句が追加
- Constraint Exclusionと呼ばれるテーブルパーティション機能が、UPDATEとDELETEでも適用された
- ソート処理の高速化
- ウォーム・スタンバイ機能の実装
- あらかじめ余裕を持ったファイルサイズでテーブルを作成する、FILLFACTORというオプションが追加
- ログや統計情報参照のパフォーマンス向上
- COPY TO句を使い、SELECT文の結果をCOPYすることができるようになった
- SQL:2003の関数に準拠した
RETURNING句を指定すると、更新時に更新したレコード内容を返すことができる
プレスリリース：PostgreSQL:Release 8.2
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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