Mozilla Japanは、Firefox OSの開発者向けのリファレンス端末「Flame」を7月28日より国内販売開始することを25日に発表した。価格は19980円。
Flameは、国外では既に予約受付を開始しているが、国内の開発者向けにTELECやJATEなどの認証を受け、この度発売されることとなる。
CPUはQualcomm MSM8210 Snapdragon、1.2GHz デュアルコアプロセッサを搭載、メモリが少ない環境でのアプリの振る舞いを調査できるよう、使用可能なRAM容量を256MBから1GBの間で調整できる。また、NFC/Bluetoothなどを搭載し、Firefox OSのアプリ開発や、機能の検証、互換性テストなどに利用可能。
FlameはSIMフリー端末であり、ブートローダもロック解除された状態で出荷されるため、開発者自身でビルドしたソフトウェアを導入したり好きなSIMカードを挿しての通信が可能。日本語ロケール、IMEは付属しないが、日本語環境でのアプリ開発を行えるようにしたビルドは近日公開予定となっている。
開発端末の詳細はMozilla Developers Networksから確認できる。購入はYahoo!ショッピング OSS ストアから。
【関連リンク】
・Mozilla Japan
・「Mozilla Japanブログ」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です