米Googleは、同社が開発した最新の機能を、簡単にAndroidアプリに組み込めるSDKおよびAPIのセットの最新版となる「Google Play Services 6.1」の新機能を、「Android Developers Blog」の9月16日(現地時間)付け記事にて紹介した。
「Google Play Services 6.1」では、バージョン5.0で実装した強力なEコマースにGoogle Tag Managerのサポートを追加しており、モバイルアプリからのタグのアップデートや管理を容易にし、ユーザーからのフィードバックの確認や、ユーザー獲得イベントの実施などを可能にしている。
また、Google Drive Android APIの拡張によって、サーバとの応答性を向上するとともに、マテリアルデザイン要素はファイルピッカーUIに組み込まれ、最近使った項目やよく使う項目の読み込みにも対応するなど、Google Driveをより簡単に使えるようにした。さらに、従来のコンテンツクラスをよりシンプルな DriveContentsクラスに置き換え、setParents()メソッドでファイルやフォルダを操作できるようにしている。
このほか、Google Fitの開発者向けプレビューは、さまざまなAndroid搭載デバイス上でのフィットネスアプリのテストに対応した。なお、Googleは今後もGoogle Fit関連APIのさらなる修正を検討しており、開発者に対して新機能のチェックやフィードバックを求めている。
「Google Play Services 6.1」は、近日中にリリースされる。
【関連リンク】
・グーグル
・「Android Developers Blog」の該当記事(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です