オンラインオフィスサービスを提供しているZohoは、Ajaxを使ったWiki、「Zoho Wiki」をリリースした。
オンラインオフィスサービスを提供しているZohoは、Ajaxを使ったWiki、「Zoho Wiki」をリリースした。同社Webサイトから無料で利用することができる。
オンラインオフィスサービスというと、Googleの「Google Docs & Spreadsheets」が有名だが、Zohoも文書作成Webアプリケーションの「Zoho Writer」や表計算Webアプリケーションの「Zoho Sheet」といった、オンラインオフィスサービスを展開している。
今回リリースされた「Zoho Wiki」では、基本的なWikiの機能をAjaxを使いながら利用することができる。その最大の特徴は、他のZohoサービスのデータを埋め込める点で、例えば「Zoho Sheet」で作成した表やグラフをそのままWikiに埋め込むことができる。データは常に同期されるため、「Zoho Sheet」を編集すると同時にWikiに埋め込んだデータも変更される。
データ連携は、次の手順で試すことができる。
- Zoho Sheetでグラフを作成。
- 作成したグラフをマウスオーバーし、上部にある「publish」ボタンを押す。
- 表示されるURLをコピー。
- Zoho Wikiを開き、ページをEditモードにする。
- 「Insert HTML」アイコンをクリックし、先ほどコピーしたURLを貼り付け、保存する。
- Wikiページにグラフが表示される。
また、Zohoは全てのサービスを1つのアカウントで提供しているため、シングルサインオンで全サービスを利用できる。Wikiに限らずどのサービスもデータの共有・共同編集が可能。WikiにはYouTubeの動画を埋め込むこともできる。
Zoho
- 修正履歴
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- 2006/12/25 13:46 データ連携の手順を追記
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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