独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)によると、2006年末にかけてオンラインゲームのID・パスワードを盗むウイルスが大量発生しているという。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)によると、2006年末にかけてオンラインゲームのID・パスワードを盗むスパイウェアが大量発生しているという。
このウイルスは「W32/Looked」(別名W32/Philis)ウイルスの亜種で、2006年9月に発生した。検知件数は2006年10月は505個だったが、11月には約37万個と、急速に感染を広げ、12月も約23万個と非常に多い。ウイルスに感染するとオンラインゲーム「Lineage Ⅱ」のIDとパスワードが盗み出され、不正なアクセスをされる可能性がある。
IPAではウイルス対策ソフトのパターンファイルを最新にしておくことで防げるとしており、定義ファイルのアップデートや、OSのセキュリティ更新プログラムの適用を呼びかけている。
IPA:ウイルス・不正アクセス届出状況について(2006年12月分および2006年年間)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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