米Facebookは、開発者向けブログの3月26日(現地時間)付の記事において、開発者カンファレンス「F8 2015」でリリースした開発環境「React Native for iOS」について解説している。
「React Native for iOS」は、JavaScriptやReactの技術をベースに、iOSのネイティブアプリの開発が可能なプラットフォーム。GitHubにてオープンソースで公開しており、Android版も近日中のリリースを予定する。React Nativeは、JavaScriptコアやUIなどを内包し、ネイティブアプリと変わらないパフォーマンスを実現している。
React Nativeの基本的な思想は、「一度覚えれば、どんなプラットフォーム向けにも書ける」で、ルック&フィールなどがまったく異なるプラットフォームであっても、個別のプラットフォーム固有の技術を覚える必要がない。
なお、App Storeで公開されてるアプリのうち、「Facebook Groups」はReact NativeとJavaScriptそれぞれのネイティブコードを備えたハイブリッドアプリで、「Facebook Ads Manager」はすべてReact Nativeで開発されている。
【関連リンク】
・Facebook開発者向けサイト(英語)
・「React Native for iOS」(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です