米Googleの、オープンソースのWebプログラミング言語Dartの開発チームは、「Dart 1.9」を3月26日(現地時間)にリリースした。
「Dart 1.9」では、非同期プログラミングに関する機能を強化しており、try/catchループによってfor/whileループのようなフロー制御で、複数の非同期インタラクションをより簡単に管理できるようになった。
さらに、新たなジェネレータメソッドとして、簡単にシーケンスの生成が可能で、カスタムイテレータの作成や手動でストリーム作成を行う必要がなくなる、sync*とasync*を備えている。
このほか、長らく要望のあったenumの完全なサポートや、「Dart Analyzer」からより強力な「Dart Analysis Server」への移行、Dart VMにおける正規表現エンジンのパフォーマンス向上、Dart VMへのIsolate APIの完全な実装といった変更が行われた。
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・Dart(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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