アメリカ西海岸とバンコクをつなぐ「HOME OF MAKER」
MakerZooがバイタリティでバンコクのMakerたちをつなぐのに加えて、HOME OF MAKERはシリコンバレー流のビジネスをバンコクに伝えるスペースです。
HOME OF MAKERを運営しているGravitechはシリコンバレーで成功しているハードウェア企業です。ArduinoやXbeeといったMaker向け基盤を開発・製造・販売する、Sparkfanやスイッチサイエンスのような業務を行っています。バンコクのG
社長のSharnon Tulabadiは、アメリカに留学して電子工学の博士を取り、そのままシリコンバレーで起業したタイ人の社長です。今年、シリコンバレーの法人のタイ支社として、Gravitech Thailandを創立しました。
「アメリカではある程度成功したし、ずっとバンコクに戻ってきてビジネスをしたかった。Makerムーブメントは複雑な技術の集積によるものではないから、今ならタイでも可能性があるし、むしろ可能性を広げていきたいと思ってバンコクでビジネスを始めたんだ。これからはシリコンバレー半分、タイ半分ぐらいのビジネスをやっていきたいと思っている。
もちろんアメリカ法人のビジネスも順調だから、ここで作ったプロトタイプを、アメリカでの法人が必要なKickstarterに出すのも簡単だし、ほかにもシリコンバレー的なビジネスのやり方を教えていくことはできる。もちろん、テクノロジー面でのサポートもね。」
と語るSharnonはエネルギーに満ちあふれていました。
深圳で火がついたムーブメントがアジアに飛び火している
同じく今年立ち上がったNE8Tというハードウェアのスクール/インキュベータを経営しているCHARKRIDは、「MakerFaire深圳 2014を見たときに、僕らでもできるんじゃないかと思った。ムーブメントが、世界の人たちを巻き込んで大きくなっていることがわかったし、これまでやったことがない人が引き込まれているのがわかった。これまでにない人が入ってきてると言うことは、ぼくたちでもできるかもしれない、ということだ」と語ります。NE8TのSを8と記載するのは、深圳とサンフランシスコをベースに活動するハードウェアインキュベータ、HAXLR8Rへのオマージュです。
6月5日~7日にはシンガポールで、SouthEast Asian Makerspace Summitというイベントが開かれます。この記事で紹介した各スペースのほかに、タイのほかに、サイゴン、マニラ、ジャカルタ、ペナン、ジョホールバル、ブルネイなどからもMakerが参加します。
これからしばらく、東南アジアのMaker界はアツくなると思います。
- 住所:40/1 Ekkamai Soi 4, Sukhumvit 63 Road, Phra Khanong Nuea, Watthana, Bangkok 10110 タイ
- 広さ:30m2
- 会員料:1日260バーツ、長期だと割引あり
- メンバー数:20名
- 訪問難易度:★★★(星3つが最も簡単)
- Hackerspace Wikiのリンク:なし
- Webサイト
- プロジェクト紹介:ヘボコン タイランド、 Mini Maker Faire Bangkokの運営など
- Facebookページ
MRTエカマイ駅から歩いて15分ほど、比較的訪問しやすいスペースです。
いつも人がいるわけではなさそうなので、事前にFacebookでアポをとっておいたほうがいいと思います。
日曜は利用料無料で、プロモーション的な日らしいので、日曜に行く方がいいかも。
- 住所:5 Fortune Town Bldg., Rachadaphisek Rd., Dindaeng, Bangkok 10400タイ
- 会員料:タイ語しか情報なし
- 訪問難易度:★★★(星3つが最も簡単)
- Hackerspace Wikiのリンク:なし
- Webサイト
- プロジェクト紹介:製品一覧
- Facebookページ
ハッカースペースというより電気屋ですが、Forune Townという有名な電気街ビルの中にあり、営業中はいつでも訪れて大丈夫。
- 住所:94/1 Asia Building, 1st Floor, Phayathai Road, Thanon Phetchaburi, Ratchathewi, Bangkok 10400, Thailand
- 会員料:タイ語しか情報なし
- 訪問難易度:★★★(星3つが最も簡単)
- Hackerspace Wikiのリンク:なし
- Webサイト
- Facebookページ
こちらもカフェとして営業中のため、訪れるのは非常に簡単です。
