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AWS、スケーラブルなアプリケーションバックエンドの構築・実行が可能な従量課金制サービス「Amazon API Gateway」の提供を開始

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 Amazon Web Services(AWS)は、すばやく簡単に信頼性が高くスケーラブルなアプリケーションバックエンドを構築、実行できる従量課金制サービス「Amazon API Gateway」の提供を、7月9日にUS East、US West、Europeリージョンで開始した。APIへのコールとアウトバウンドのデータ転送に対して支払いを行い、価格は構成したキャッシュのサイズに依存する。

 「Amazon API Gateway」は、AWS LambdaやAmazon EC2、またはパブリックにアドレス指定が可能なAWS外でホストされているサービス上で実行されているAPI実装に、アプリケーションを簡単に接続できる。

 システムリソースを活かしつつ、あらゆるRPSを処理するスケーラブルさと効率性、特別な知識やスキルなしに数クリックでAPIを定義、変更、デプロイ、監視可能な利便性、カスタマイズされたエラー応答を含むエラーハンドリングの完全制御による高信頼性、最新のAWS認証メカニズム、およびAPIとAWSリソースを管理するIAMポリシーによるセキュアさ、AWSネットワーク経由のバックエンドへのデータ転送による低レイテンシなアクセス、従量課金制による費用対効果の高さを特長とする。

 このほか、既存の定義をインポートし、ただちに新規あるいは既存の実装と接続でき、一度APIを定義すれば数クリックでJavaScript、iOS、AndroidのSDKを作れる。また、マネージメントコンソールからHTTPステータスコード、レスポンス(ボディ/ヘッダ)、リクエストログにフルアクセス可能な状態でAPIをテストできる。

 APIのデプロイ後は、迅速に処理、モニター、リクエスト応答を行い、キャッシュされたレスポンスの寿命とリクエストパラメータ、キャッシュのキーマッピングを制御して、各ステージごとのキャッシュ設定に対応する。APIへのリクエストはAWS CloudTailに記録され、詳細なメトリクスはステージ単位、メソッド単位でAmazon CloudWatchへレポートされる。

 APIの作成や設定といった管理上のアクションはCloudTailに記録され、希望レートを超えるとリクエストのスロットリングが可能で、個々のメソッドへのアクセス認証にはAWS Identity and Access Management(IAM)、Amazon Cognito、またはOAuthが利用できる。


【関連リンク】
Amazon Web Services
「Amazon API Gateway」(英語)

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