社会的な存在であるハッカー
コンピュータだけを相手にしているように思われがちなハッカーですが、基本的には社会的な存在です。プログラムをオープンソースにするのは誰かにハックしてもらいたいからだし、ハッカースペースを設けるのはそこに集まって交流するためです。もう歴史になりつつある1996年に、ハッカーの「ジャーゴンファイル」の編集者であるエリック・レイモンドは「Born To Be Hacker」(山形浩生さんによる名訳「ハッカーになろう」がおすすめ)を発表しました。他にもいくつも文章を残していますが、どれも「ハッカーたち」に関するものです。
ソフトウェアのハッカーはオンラインのコミュニティが中心で、物理的にハッカースペースを渡り歩いてスタンプを集めるみたいな活動が目立っていたわけではありませんが、メイカームーブメントにより盛り上がっているハードウェア関係のハッカーは、物理的な移動も多いです。特にシンセンや香港にいると、欧米では難しいマニファクチャリングを求めて、世界中からハッカーが集まってくるのに出会います。
ハッカースペースパスポートは、宣伝をしているわけでもないし、それほど高いものではありません。日本のハッカーに話したらほぼ誰も知りませんでした。アジアにいる欧米人ハッカーや、それとやりとりが多いハッカーはだいたい知っていて持っている人も多く、自分でハッカースペースをやるような人なら、存在は知っていてスタンプを用意しているぐらいの感じです。
パスポートは、先ほど紹介したPDFのほか、
といったハードウェア系のHacker相手のビジネスを行っている企業で、せいぜい3ドルぐらいで扱われています。
ぜひ、パスポートを持って世界中のハッカースペースを訪ね、スタンプを集めていくことをオススメします。
