米Microsoftは、.NET Framework互換環境Monoの開発者が設立したXamarinの買収を、2月24日(現地時間)に発表した。
Xamarinは、iOSやAndroid、Mac OS搭載デバイスを対象に、C#によるモバイルアプリの開発環境の提供を目的として、2011年に設立された企業。世界120か国に15000を超える顧客を抱えており、Xamarin Test CloudではC#/Objective-C/Javaをはじめとするさまざまなモバイル開発者が、多岐に渡るデバイスで開発したアプリをテストできる。
両社は、Visual StudioやAzure、Office 365をはじめとするエンタープライズモバイルスイートのクロスプラットフォーム化に向けて、長らくパートナーシップを築いてきたほか、トレーニングや各種ツール、サービス、ワークフローの提供でも協力してきた。
今回の買収によって、Xamarinが持つ開発環境やテスト環境、ドライバといったモバイルアプリ開発ソリューションが、Visual StudioやVisual Studio Team Services、Azureに取り入れられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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