情報処理推進機構(IPA)は、IT人材に関する最新の動向や実態を調査した結果を「IT人材白書2016」として取りまとめ、4月27日に発行した。価格は税別で1,389円。
「IT人材白書」は、IT関連産業における人材動向、産学におけるIT教育等の状況、IT人材個人の意識についての調査結果を取りまとめた書籍。IPAが2009年より毎年発行しており、今年で8冊目となる。
2016年版では、IT人材の現状と動向、欧州と日本のIT人材動向、2015年度調査結果、教育機関動向、IT人材育成の主な活動について説明している。
今回は、従来の調査対象に加え、「ネット企業およびネット部門」や、「R&D部門」に対して新たに調査を実施。このほか、欧州におけるIT人材動向や人材育成施策、および、特定の企業に属さないフリーランスについても調査を行った。
調査結果のポイントとしては、国内IT企業におけるIT人材不足の現状や、今後進展が期待される「IoT」に関わる人材に必要な能力・技術、国内のIT産業に密接に関連する「フリーランス」のIT技術者の仕事・報酬に関する満足度、顧客獲得方法の実態などが挙げられる。
同書は、Amazon.co.jpおよび全国官報販売協同組合販売所にて製本版を購入可能。また、IPAのホームページでPDF版をダウンロードできる。
【関連リンク】
・情報処理推進機構
・IT人材白書2016
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