グレープシティは、モバイルアプリ開発用コンポーネントセット「Xuni(ズーニー)」の最新バージョンを、5月18日にリリースした。なお、5月以降に新規サブスクリプション契約を行う場合、年間の1ユーザーライセンスは新価格の税込118800円となる(従来価格は162000円)。
「Xuni」は、アプリに組み込むユーザーインターフェースを部品で提供しており、各部品はXamarinプラットフォームを利用したAndroid/iOS/Windows Phoneのクロスプラットフォームアプリ開発と、AndroidおよびiOSアプリ開発に利用できる。
今回リリースした最新バージョンでは、カレンダーを追加するとともに、データグリッドの機能強化を行った。また、Xamarinプラットフォームに対応しているので、Visual Studioを利用したAndroid/iOSアプリ開発への使用が可能になっている。
各コンポーネントはネイティブ用をベースに、機能を各環境向けに提供しているため、アプリの種類や開発環境が異なる場合でも、同等の機能を実現できる。開発言語は、C#(Xamarin.Forms/Xamarin.Android/Xamarin.iOS)、Java(Android)、Objective-C(iOS)、Swift(iOS)をサポートする。
収録コンポーネントは、カスタマイズ可能なカレンダーコントロール「Calendar」、データをExcelのような表形式で表示可能な「FlexGrid」、幅広いチャートタイプによるデータの可視化に対応した「FlexChart」、円形グラフに特化したコントロール「FlexPie」、直線型ゲージ/円形ゲージ/ブレットグラフの3種類のインジケーターを含む「Gauge」、表示データ供給のためのデータ接続コンポーネント「CollectionView」の6種類。
ラインアップは、C#/Java/Objective-C/Swiftすべてに対応した「Xuni Enterprise」、Javaに対応する「Xuni for Android」、Objective-C/Swiftに対応した「Xuni for iOS」の3種類を用意している。
税込の1ユーザーあたりの年間サブスクリプション価格は、「Xuni Enterprise」が118800円(更新価格は47520円)、「Xuni for Android」および「Xuni for iOS」が59400円(更新価格は23760円)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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