翔泳社では2月16日に『Ansible徹底入門』を刊行しました。Ansibleはクラウド時代の新しい構成管理ツールと言われ、インフラをコードで記述するInfrastructure as Codeを実践するシンプルな解決策の一つです。
『Ansible徹底入門 クラウド時代の新しい構成管理の実現』は、後発のOSSでありながら注目を浴びるインフラ構成管理ツールのAnsibleについての入門書です。
Ansibleはインフラの状態を自動実行可能なコードで記述するInfrastructure as Codeを実践するためのツールで、シンプルさが大きな特徴です。プログラミング言語を習得しなくても設定を書くことができ、中でもエージェントレスは大きな魅力。サーバー側へのソフトをインストールしなくても、対象マシンを操作できるのです。
本書ではAnsibleの背景からその特徴を紹介し、インストールするところから解説を始めます。普段開発に携わっている方なら、すぐに使い方にも馴染めるでしょう。
Ansibleはクラウド時代の新しい構成管理ツールですから、もちろんAWSやMicrosoft Azure、OpenStackとの連携についても解説しています。また、Dockerにも対応、本書は入門書でありながら、実践に活かせる知識を提供します。
とても活発に開発が続くAnsible、気になる方はぜひ本書で始めてみてください。
目次
第1章:Ansibleについて
第2章:Ansibleを使ってみる
第3章:Playbookを深く知る
第4章:Roleを使ったPlaybookの拡張
第5章:実用的なPlaybookを作る
第6章:応用例1: OpenStack
第7章:応用例2: AWS
第8章:応用例3: Azure + Windows
第9章:応用例4: Docker
第10章:Playbookのテスト
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- この記事の著者
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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