2025年8月21日、スリーシェイクとウイングアークは、スリーシェイクのクラウド型データ連携ツール「Reckoner」と、ウイングアークのBIダッシュボード「MotionBoard」の連携を開始した。データドリブンな経営やビッグデータ活用の必要性が高まる中、BIツールの利活用拡大が進む一方で、データ取得負荷の高さが課題となっている。両社の調査によれば、BIツール導入企業の多くが運用負荷やデータ取得の手間を障害として挙げている。
今回の連携はノーコードで社内の多様な業務SaaSやデータベース(kintone、Salesforce、Google BigQuery、Excelなど)と簡単につなげ、最新データを「MotionBoard」に自動反映できることが特徴である。「Reckoner」上でデータの結合・抽出・変換といった加工処理を柔軟に組み合わせ、ダッシュボードの自動更新も実現する。ブロックをつなげるマウス操作のみで設定が可能なため、現場主導での運用・管理がしやすい構成となっている。
「Reckoner」は、ウイングアークのデータ分析基盤「Dr.Sum」との連携にも対応しており、データ集約・加工・可視化までをノーコードで一貫自動化する。これにより企業でのデータ利活用や業務DX推進が進展することが期待される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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