Springプロジェクトチームは11月18日、「Spring Vault 4.0」の一般提供を開始した。
「Spring Vault」は、Springの抽象化や、シークレットのアクセスなどの操作のクライアント側サポートを提供するクライアントライブラリ。
今回のSpring Vault 4.0では、基盤となるSpring Frameworkを7.0にアップグレードした。また、新たにRestClientのサポートを追加したほか、Jackson 3(Jackson 2との互換性は維持)への移行を実現。
また、Reactor、Jetty、またはJDK HTTPクライアントに基づくClientHttpRequestFactoryの追加設定をサポートするようになった。他のライブラリが存在しない場合はJDK HTTPクライアントにフォールバックするため、HttpURLConnectionベースのクライアントで使用されていたSSL設定の制限が解除される。
アップデートの詳細はリリースノートから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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