Microsoftは12月2日(現地時間)、Claude Code CLIおよびVisual Studio Code拡張機能をMicrosoft Foundryと連携して利用するためのセットアップ手順を同社ブログ内で紹介した。
ガイドでは、Foundry上でClaudeの各種モデル(Opus 4.5、Sonnet 4.5、Haiku 4.5)をデプロイする手順や、CLIツールのインストール方法、環境変数による接続設定方法を解説している。認証はAzure CLIのEntra IDまたはAPIキーで行える。
またこのセットアップの特長として、プロジェクトのコンテキストをCLAUDE.mdファイルで管理できる点が強調されている。Spec Kitを統合することで、要件定義から設計・タスク分解・実装までの一連の流れをコマンドで実行できる。GitHub Actionsとの連携により、プルリクエストごとの自動テスト生成やPRレビューの自動化も可能となった。
さらに、Foundry Agent ServiceとGitHub Agent HQの併用によるAIエージェントの一元管理、Foundry Control Centerでのトークン消費量やレイテンシ、エラー率の監視も紹介されている。開発者はこれらの機能により、エンタープライズ向けAIエージェントの構築や運用管理を効率化できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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