AWSは12月2日（現地時間）、Amazon GuardDutyにおいて拡張脅威検出（Extended Threat Detection）の新たな強化機能を発表した。これにより、Amazon EC2インスタンスとAmazon ECSタスクに対する連鎖的な攻撃活動を検出可能になった。
従来のIAM認証情報の不正利用やS3の異常、EKSクラスタ侵害などに加えて、仮想マシンおよびコンテナ環境にまたがる複数ステージの攻撃分析が拡張された。GuardDutyはAIや機械学習モデルを活用して、実行時活動、マルウェア検出、VPCフローログ、DNSクエリ、CloudTrailイベントなど多様なシグナルを分析し、攻撃の全体像や影響範囲を統合的に可視化する。また、影響を受けたリソースを特定し、攻撃の経緯と対応策を一元的に確認することも可能だ。
これらの機能は全AWSリージョンで利用でき、Security Hubと連携しダッシュボードで全体リスクも把握可能である。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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