Snowflakeは12月9日、AI搭載の企業向けデータエージェント「Snowflake Intelligence」を日本で提供開始したと発表した。
Snowflake Intelligenceは、社内の多様なデータに対して自然言語で質問し、即座にインサイトを得られるエンタープライズエージェントだ。利用者は複雑な問い合わせを自然言語で行い、迅速に課題解決や意思決定に役立つ情報を取得できる。
同サービスは、構造化・非構造化データ両方や外部アプリケーションのデータを統合し、高い信頼性やセキュリティ、ガバナンスを考慮して設計されている。AnthropicのAIモデルを基盤に会話型インターフェースを提供し、社内全体のデータ活用とAIアクセスの民主化を支援する。
最新のAI技術でSQLクエリ処理を最大3倍高速化し、正確性向上のための独自評価手法も導入。開発者がカスタムエージェントを構築できる「Cortex Agents」や、主要外部AIエージェントとの接続を標準化する「MCPサーバー」も新たに提供する。
同社は今後も企業のAI導入・競争力強化を支援していく方針だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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