ISC2は12月17日、16029名(うち日本1225名)の実務者・意思決定者を対象とする「サイバーセキュリティ人材調査」の結果を発表した。
同調査では、主な課題が「人員不足」から「スキル不足」へ転換し、グローバルで95%が何らかのスキル不足、59%が重大・深刻な不足を訴えていることが明らかになった。また、インシデント経験率も高く、88%がスキル不足に起因する重大な被害を受けている。
一方、日本市場は雇用の安定性が特徴で、レイオフや採用凍結・予算削減はすべて世界平均を下回った。しかし人材確保や競争力ある給与の面で課題が顕著となっている。
AI導入はグローバルで拡大中だが、日本は統合率やツール評価など各導入フェーズで遅れている。AI関連スキルへの関心は高く、各種スキル習得やキャリア成長意欲も維持されているが、業務負荷やストレスも課題となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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