Anthropicは1月22日(現地時間)、同社のAIモデル「Claude」の新たな規約を正式に公開した。この規約は、Claudeの行動や価値観を定めた包括的な指針となる文書であり、モデルの訓練過程において重要な役割を果たす。今回の規約では、安全性、倫理、Anthropicのガイドライン順守、実質的な有用性という四つの柱を優先順位付きで明示し、それぞれの具体的な内容と指針を説明している。
新規約は、従来の単なる原則の羅列から、理念や背景、判断基準を重視した構成に刷新された。これによりAIが目的や理由を理解し、幅広い状況で柔軟に判断できるよう設計されている。Claudeは、この規約を通じて、多様な訓練データ生成や応答評価に利用している。文書はAI自身に向けて書かれている点も特徴で、透明性向上の観点から一般公開された。
また、新たな規約の全文はクリエイティブ・コモンズCC0 1.0(パブリックドメイン)で公開されており、誰でも自由に利用・参照できる。Anthropicは今後も訓練や検証、透明性に関する追加資料を公開するとしており、AIモデルの安全性・倫理向上に向けた継続的な取り組みを示している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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