rmdirコマンドは、DIR...
で指定したディレクトリを削除します。削除するディレクトリが空でない(中にディレクトリやファイルがある)場合は削除できません。
- ① -p
DIR...
に指定したディレクトリを削除することによって、その親ディレクトリが空になる場合に、親ディレクトリも削除します。
- ① DIR...
- 削除するディレクトリを指定します。複数指定する場合には、スペースで区切って指定します。
$ tree
.
|-- dir01
| |-- dir11
| | `-- dir21
| | `-- dir31
| `-- file03b
|-- dir02
|-- dir03
`-- file01
6 directories, 2 files
$ rmdir dir01 dir02
rmdir: 'dir01': ディレクトリは空ではありません
$ ls
dir01 dir03 file01
ディレクトリ「dir01」は空でないため削除できないが「dir02」は空なので削除$
$ tree
.
|-- dir01
| `-- dir11
| `-- dir21
|-- dir02
`-- file01
4 directories, 1 file
$ rmdir -p dir01/dir11/dir21
$ ls
dir02 file01
ディレクトリ「dir01/dir11/dir21」を削除することによって、その親ディレクトリ「dir01/dir11」が空になるので削除$
それによって、その親ディレクトリ「dir01」が空になるので削除
本コンテンツは「UNIXコマンド辞典 ビギナー編」(2003年)を元にWeb用に再編集したものです
All Contents copyright © 2003-2009 Odyssey Communications Inc., Shoeisha Co., Ltd.