「【デブサミ2017】セッションレポート」連載一覧
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2017/04/25
クラウドの活用や内製ツールで、柔軟かつ効率的な機械学習基盤と分析基盤を実現【デブサミ2017】
AI技術に注力しているDeNAでは、環境の構築・運用における課題を解決するため、クラウドを積極的に活用しています。また、データ分析基盤においてもさまざまな内製ツールを展開し、日々の作業を効率化しています。「Developers Summit 2017」で行われた、株式会社ディー・エヌ・エー 瀬尾直利氏のセッションでは、DeNAにおける機械学習基盤とデータ分析基盤の取り組みとそこで生まれた極意、活用しているツールなどが紹介されました。本記事ではその内容についてレポートします。
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2017/04/24
独自商品開発手法「訴求ファースト」と「こだわり駆動開発」でヒットを生み出すジャストシステム【デブサミ2017】
1981年設立、日本のIT業界の中では老舗ともいえるジャストシステム。日本語ワープロソフト「一太郎」や日本語入力システム「ATOK」で有名だが、そのほかにもさまざまなBtoBおよびBtoCサービス・ソリューションを開発している。ここ5年半は営業利益、経常利益ともに、過去最高益を更新しており、今もなお成長を続けている企業である。同社の好調な経営の源は、社員がチャレンジできるベンチャー気質が生き続けていることに加え、提案型の自社商品開発にこだわっていることにある。独自の商品開発手法「訴求ファースト...
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2017/04/21
サーバレスアーキテクチャのメリットを最大限に活用し、戦略的なシステム開発プロセスを実現する【デブサミ2017】
「AWS Lambda」や「Azure Function」などのFaaS(Function as a Service)を使って構成される、「サーバレスアーキテクチャ」でのシステム開発が注目されています。その一方で、サーバレス開発を行う際の定石については、まだ手探りな部分も多い、というのが実情ではないでしょうか。「Developers Summit 2017」で行われた、「サーバレスにおける開発プロセス戦略」のセッションでは、実際にサーバレス開発に取り組んでいるデベロッパーが一堂に会し、「サーバ...
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2017/04/20
難しそうな機械学習を身近なものにする「TensorFlow」と「機械学習API」で、現場の課題を解決していこう!【デブサミ2017】
Googleが2015年11月に公開したオープンソースの機械学習ライブラリ「TensorFlow」。公開以来、多くの企業で導入され、現場の問題解決に活用されています。「Developers Summit 2017」で行われた、グーグル株式会社 佐藤一憲氏のセッションでは、TensorFlowがもたらす「機械学習の民主化」を、デモと実際の導入事例を通じて体感することができました。本記事ではその内容についてレポートします。
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2017/04/20
客先に常駐するエンジニア同士をつなげる「社内勉強会」、継続させるための秘訣と社内外で現れた成果とは【デブサミ2017】
「社内勉強会」を積極的に行う企業は年々増えており、そこでは技術的なスキルや知見の共有が行われている。一方、客先常駐エンジニアを抱える企業が同様のことを行うには数多くの障壁が存在する。エンジニアは常駐先によってさまざまな事情を抱えており、志を同じくした者が一堂に会することは難しいからだ。その状況を打開するため、株式会社VSNでエンジニア育成講師を務める須賀俊介氏は、ゼロから社内に勉強会が根付く文化を創り上げていった。本セッションではその過程での気づきや失敗談、そして得られた成果が語られた。
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2017/04/19
現実とホログラムが融合する世界へ、Windows Holographicで飛び込もう!【デブサミ2017】
2016年12月02日にプレオーダー開始、2017年01月18日リリースとなった「Microsoft HoloLens」。以降、日本国内でも大きな反響を呼び、各所で開催されたイベントにも、たくさんの参加者が集まり大盛況となっています。「Developers Summit 2017」で行われた、株式会社ホロラボ 代表取締役 中村薫氏のセッションでは、Microsoft HoloLensから始まったWindows Holographicの新しい体験がデモを交えて紹介されました。本記事ではその内容に...
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2017/04/17
人工知能を基礎から学び、自身のキャリアに組み込むには? AI礼賛時代の生き抜き方【デブサミ2017】
「機械学習」「ディープラーニング」「AI」といったキーワードは、昨今のIT業界をにぎわせています。エンジニアとしてはそれらに興味関心を持つ一方で、「どのようにスキルを身に付ければ今後に役立つのか?」「必要だとは考えているが、どうやって向き合えばいいのだろうか?」といった、漠然とした悩みや不安を持っている方も多いのではないでしょうか。「Developers Summit 2017」で行われた、株式会社ブレインパッド 下田倫大氏のセッションでは、そんな思いを解消し、一歩前に進むための道しるべとなる...
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2017/04/11
「Lean XP」「アジャイル支援コーチ」――Yahoo! JAPANにおける高品質なサービスを提供するための取り組み【デブサミ2017】
本セッションは2部構成で、第1部はiOS版のヤフオク!公式アプリでプロダクトマネージャーを務める山下真一郎氏が、アジャイル開発手法「Lean XP」の概要と、自らのチームで実践して高品質なソフトウェアを構築している事例を紹介。特にペアプログラミング、テスト駆動開発に興味がある人には興味深い内容となった。第2部はYahoo! JAPAN アジャイル/自動化コーチの伊藤宏幸氏が、DevOpsの考え方が普及しつつある現在、必須事項ともいえる「テスト自動化」について解説。自動化の始め方やアンチパターン...
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2017/04/10
Elastic Stackをさらに活用しよう! X-PackのMachine Learningを組み合わせて「教師なし」の異常検知を実現【デブサミ2017】
インターネットの利用が浸透するにつれ、適切な情報配信や不正を防ぐための施策はWebサービス継続に欠かせないものとなりつつある。そのためには、サーバーやネットワーク機器からのログ、およびWebサイトへのアクセスやログインといった稼働状況の効率的なモニターが欠かせない。その有効な手段として注目される「Elastic Stack」と機械学習を組み合わせた“スマートな検知”について、ElasticのSolutions Architectである大輪弘詳氏が解説した。
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2017/04/07
エンタープライズチャットアプリ開発のリベンジを、サーバーレスアーキテクチャで達成【デブサミ2017】
「サーバーレスアーキテクチャ」というキーワードはあちこちで聞かれるが、実際の開発事例や成功例はなかなか目にする機会がない。そのため言葉が一人歩きしてしまい、現場のリアルな実情を見ることなく、自己流で解釈されているケースも多いのではないだろうか。本セッションでは一度頓挫してしまったプロジェクトが、サーバーレスアーキテクチャによって立て直された実例を紹介。具体的にどのような成果が出たのか、株式会社ドリーム・アーツの石田健亮氏がリアルなデータを交えて語った。
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2017/04/07
アプリ開発の新しい潮流に向けて進化するJava SE 9/Java EE 8の概要【デブサミ2017】
プログラミング言語として世界でトップシェアを誇るJava。2017年7月には待望のJava SE 9がリリースされるほか、Java EE 8も年内にリリースを予定している。本セッションでは日本オラクル株式会社 伊藤敬氏が登壇し、この2つのリリースについて注目すべき新機能やバージョン移行のポイントなどを解説した。
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2017/04/06
Yahoo! JAPANの現場で活躍する社内PaaS、サービス開発を10倍早くするための活用術とは【デブサミ2017】
エンジニアの業務には開発だけではなく、バージョンアップやセキュリティ対応も含まれる。しかし、それらの対応が影響し、時には開発業務に支障が出るほど人的リソースを取られてしまう。Yahoo! JAPANもまた、そのような課題に直面することがあった。これを解決するべく、Yahoo! JAPANは社内PaaSを導入。結果、開発現場にはどのような変化が起こったのか? PaaS導入の指揮を執った、同社の窪野安彦氏がデモを交えながら紹介した。
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2017/04/05
Yahoo! JAPANの黒帯達が語る! エンジニアを極める働き方とは【デブサミ2017】
Yahoo! JAPANは、実績を上げている優秀な人材を評価するために「黒帯」という人事制度を導入している。特定の技術領域において高い専門性を発揮し、社内の技術課題の解決や方針決定、技術力の向上に貢献することや、社内外にメッセージを発する啓蒙活動や技術貢献をすることを役割として担う。2012年の制度開始以来、Yahoo! JAPANに在籍するエンジニア、デザイナー約50名が技術のエキスパートとして黒帯に任命されてきた。本セッションでは、CodeZine編集長の斉木崇がファシリテーターを務め、6...
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2017/04/05
秒間100万クエリ・8万リクエストの「グラブル」安定稼働を支える、Cygames「3つの取り組み」【デブサミ2017】
ゲーム好きにはもちろん、普段はスマホゲームに興味がない人にも「グラブってる?」のTVCMでおなじみのタイトルとなったCygamesの「グランブルーファンタジー」。2017年1月には登録ユーザー数が1400万人を突破し、記念キャンペーンも開催された。これだけ大規模なソーシャルゲームの安定稼働を支えるためには、どのような技術や取り組みが求められるのか? インフラ構築・運用にかかわる人にとっては気になるところだろう。本セッションでは、Cygamesのインフラセクションマネージャーを務める佐藤太志氏が...
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2017/04/04
より良いアプリを開発するためのYahoo! JAPANの取り組み~ホットパッチングのススメ【デブサミ2017】
アプリストアには数多くのモバイルアプリがあふれている。その中からユーザーに選んでダウンロードしてもらうには、高水準のユーザー体験を提供し続けるためにアプリ改善のサイクルをスピーディーに回していかなければならない。本セッションでは、ヤフー株式会社の黒帯 Android.*である森洋之氏が、国内市場でトップパブリッシャーとなったYahoo! JAPANで、ユーザーが使いやすいアプリを開発するためにどのような取り組みを行っているのかを紹介。また、審査なしに修正コードを配信できるなどのメリットから、モ...