話題のWi-FiとBluetooth搭載の格安チップ「ESP32」をMac&Arduino IDEから使ってみよう!
IoT Starter Studio 第13回
ESP32-DevKitCを実際に使ってみよう
実際に、ESP32-DevKitCを使ってArduino IDEからLチカと簡単なBluetoothのサンプルを動かしてみます。
開発環境
筆者の環境は以下になります。記事を見て試す際の参考にして下さい。
- MacBook Pro (Retina、13-inch、Early 2015)
- macOS Sierra 10.12.2
- Arduino IDE 1.8.1
- Python 2.7.10 (ESP32のライブラリ追加で必要)
ドライバのインストール
通常、ArduinoなどのデバイスはUSBケーブルでMacと接続するとArduino IDEのツール > シリアルポートの項目に認識した/dev/cu.usbmodemxxx(Arduino/Genuino101)などポート名とデバイス名などが表示されます。しかし現状では、ESP32-DevKitCとMacBookの組み合わせだと、初期状態でデバイスを認識してくれません(Windowsだと問題なく表示される場合もあるようです)。

MacBookから利用する場合はドライバのインストールが必要になります。 筆者の環境は先ほど記載した通りですが、おそらく他のMacシリーズのパソコンやOSでも同様だと思います。
こちらのサイトからMac向けのドライバソフトウェアをダウンロードしましょう。

Mac_OSX_VCP_Driver.zipをダウンロードして解凍するとSiLabsUSBDriverDisk.dmgというインストーラが現れます。あとはインストーラの指示に従ってインストールを進めましょう。

インストールが完了したらArduino IDEを再起動し、ツール > シリアルポートの項目を確認します。
シリアルポート(Port): /dev/cu.SLAB_USBtoUARTが現れていれば成功です。選択しましょう。
ESP32用のライブラリを追加
まずはESP32用のライブラリを追加しましょう。
こちらのGitHubリポジトリ(espressif/arduino-esp32)を参考に進めます。
まずはMacのArduino IDEのアプリのライブラリがあるフォルダに移動します。環境によってパスが違う場合があるので適宜読み替えて下さい。
$ cd /Applications/Arduino.app/Contents/Java/hardware/
これでhardwareに移動しました。次にespressifフォルダを作成して移動します。
$ mkdir espressif $ cd espressif
espressifフォルダ内でgitリポジトリをクローンして、クローンしたリポジトリ内のtoolsフォルダに移動します。
$ git clone git@github.com:espressif/arduino-esp32.git $ cd arduino-esp32/tools
toolsフォルダ内でPythonのコマンドを実行することでESP32用のライブラリが追加されます。ちなみに筆者のPythonのバージョンは2.7.10です。Macならデフォルトでインストールされていると思います。
$ python get.py
コマンド実行が終了したら、一度Arduino IDEを再起動しましょう。 これでライブラリ追加が完了です。
フォルダ構成はこのような感じになっています。

再起動後、ライブラリが無事に追加されていればESP32 Dev Moduleを選択できるようになります。
ESP32 Dev Moduleを選択しましょう。

これで開発準備が完了です。
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菅原のびすけ(dotstudio株式会社)(スガワラ ノビスケ)
日本最大規模のIoTコミュニティ「IoTLT」主催。岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科を卒業後、株式会社LIGでWebエンジニアとして入社し、Web開発に携わる。2016年にdotstudio株式会社を立ち上げ、今はIoT領域を中心に活動している。JavaScript RoboticsコミュニティNodeBotsの主催や、IoTバックエンドサービスであるMilkcocoaのエバンジェリストとしても活動中。共著: 『JavaScriptでインタラクティブ3Dコンテンツを作ろう』 共著: 『現場のプロが教える WEBデザイン 新・スタンダードテクニック37』 共著: 『フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識』twitter: @n0bisuke URL: dotstudioのプロフィールページ
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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