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IoT Starter Studio

話題のWi-FiとBluetooth搭載の格安チップ「ESP32」をMac&Arduino IDEから使ってみよう!

IoT Starter Studio 第13回

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 本連載では、IoTハックに興味のある人に向けて、ハッカブルなIoTデバイスを紹介していきます。今回は、2017年3月に登場したばかりの技適認可済み格安チップ「ESP32」を、Arduino IDEから使ってみます。

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 こんにちは、dotstudio株式会社の菅原のびすけ(@n0bisuke)です。

 以前紹介したNefry(「Arduino IDEで開発できるFRISKサイズのIoTデバイス「Nefry」」)の内部にも使われている、技適認可済みの格安チップESP8266の後続版である「ESP32」が最近話題になっているのはご存知でしょうか。

 今日は秋月電子さんが2017年3月15日にリリースしたばかりの、ESP32を搭載した開発ボードESP32-DevKitCの紹介をします。

ESP32-DevKitCとESP32(ESP-WROOM-32)

 ESP32はWi-FiとBluetoothの機能が付いているモジュールです。正式名称はESP-WROOM-32ですが、本記事ではよく使われる呼称であるESP32で統一します。ESP32のモジュール自体は少し前から発売されていましたが、ハンダ付けや基板実装などを自分で行う必要があるためソフトウェアエンジニアや電子工作初心者には敷居が高い状態でした。

 ESP32-DevKitCはESP32をソフトウェア開発者でも扱いやすいインターフェイスにしてくれる開発ボードです。

ESP32-DevKitC

  • 正式名称:ESP32-DevKitC(いーえすぴー32 でぶきっとしー)
  • バッテリー:非搭載
  • 電源供給方法:USB給電
  • Wi-Fi:搭載
  • Bluetooth:搭載
  • 値段:1,480円(税抜き)

 写真の通り、裏面はピンヘッダが剥き出しになっています。

Wi-FiとBluetoothを搭載していて格安

 Wi-FiとBluetoothを搭載している開発ボードはRaspberry Pi 3(5000円強)Intel Edison(10000円弱)が有名です。

 ESP32が安価という要因もありますが、ESP32-DevKitCは開発ボードでも1480円となっていて、かなり安いことが分かります。

Arduino互換

 ESP32がArduino IDEで開発が可能なため、ESP32-DevKitCもパソコンとMicroB USBケーブルを接続してArduino IDEでプログラムの書き込みが可能です。

名刺よりも小さく小型

 ESP32-DevKitCは名刺よりも小さいサイズとなっていて、スペースを気にせず使うことができます。 実際にはブレットボードに刺して利用することになるため、ブレッドボードの大きさに依存します。

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この記事の著者

菅原のびすけ(dotstudio株式会社)(スガワラ ノビスケ)

 日本最大規模のIoTコミュニティ「IoTLT」主催。岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科を卒業後、株式会社LIGでWebエンジニアとして入社し、Web開発に携わる。2016年にdotstudio株式会社を立ち上げ、今はIoT領域を中心に活動している。JavaScript RoboticsコミュニティNodeBotsの主催や、IoTバックエンドサービスであるMilkcocoaのエバンジェリストとしても活動中。共著: 『JavaScriptでインタラクティブ3Dコンテンツを作ろう』 共著: 『現場のプロが教える WEBデザイン 新・スタンダードテクニック37』 共著: 『フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識』twitter: @n0bisuke URL: dotstudioのプロフィールページ

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10033 2017/04/13 14:00

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