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FlexChartの手軽で強力な表現力を体感する ~ 複合チャート、ツールチップ、レンジセレクタ、トレンドライン

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トレンドライン:CZ1702TrendLine

 グラフ化するだけでもデータの傾向をつかむことはできます。

 FlexChartであれば、傾向が一目でわかる情報をグラフに加えることで、傾向をつかむために考える時間を短縮し、その傾向から次は何をすべきかを考える時間を増やすようなグラフ化が可能です。

 それがトレンドラインです。トレンドラインを追加するのは非常に簡単です。

リスト6 トレンドラインのXAML
<c1:C1FlexChart BindingX="Year" ItemsSource="{Binding Data}">
    <c1:C1FlexChart.Series>
        <c1:Series SeriesName="気温" Binding="Temp" ChartType="Line" />
        <c1:TrendLine SeriesName="Trend" Order="3" FitType="Polynom" Binding="Temp" />
    </c1:C1FlexChart.Series>
</c1:C1FlexChart>

 このようにTraendLine要素を加えて気温と同じ項目をBindingで指定します。これで気温変動の傾向(トレンド)を表した線グラフが追加されます。

図6 トレンドライン
図6 トレンドライン

まとめ

 2回目である今回はFlexChart for WPFは表現力が高いだけではなく、それをXAMLできれいに記述できる点をご紹介しました。基本的なグラフであれば代替方法はありますが、今回ご紹介したようなところまで代替するのは簡単ではありません。FlexChartの生産性の高さを体感していただけのではないでしょうか。

 次回は、ユニバーサルAPIとしてのFlexChartをご紹介したいと思います。

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/10123 2017/04/21 14:00

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