NTTレゾナントは、日本電信電話(NTT)のソフトウェアイノベーションセンタが開発したUIレイアウトテスト技術と、NTTレゾナントが提供するクラウド型検証サービス「Remote TestKit」を組み合わせた、スマートフォンサイトの自動レイアウトチェックサービス「AutoLayoutChecker」のβサービスを、5月9日に「gooラボ」で公開した。
「AutoLayoutChecker」は、NTTの開発したUIレイアウトテスト技術によって、サイトをパーツごとに比較して、パーツ単位での崩れの検出を可能にしている。画像・文字列単位での変化を、パーツごとの特性に応じて、それぞれ最適な手法で比較できるほか、他のパーツの変更などによる影響を受けずに差異を比較可能で、差異をピンポイントで比較できるメリットがある。
さらに、画像認識によってパーツごとに区切り、パーツ単位で比較するため、移動やパーツの追加・消失にも対応する。また、「Remote TestKit」を使ってクラウド上のスマートフォン実機でサイトのキャプチャを行い、エミュレーターでは再現不可能な、実際に起こっているレイアウト崩れや差異を検知できる。
利用にあたってユーザー登録などは不要で、βサービスのため検証用の端末は9種類となっている。検証では、比較する端末を2台選択し、検証したいサイトのURLを入力すると、選択した端末の画面キャプチャが実行され、キャプチャ完了後に差異の解析が行われる。差異は赤くハイライトされるので、レイアウト崩れなどがひと目でわかるようになっている。
【関連リンク】
・NTTレゾナント
・「AutoLayoutChecker」
・「Remote TestKit」
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