米Appleは、6月5日(現地時間)に米カリフォルニアで開幕した開発者会議「WWDC 2017」において、macOS/iOS向けの統合開発環境「Xcode 9 beta」をはじめ、「macOS 10.13 beta」「iOS 11 beta」「watchOS 4 beta」「tvOS 11 beta」を公開した。
「Xcode 9 beta」では、ソースコードエディタが一新され、サイズの大きなコードでもよりスムーズなスクロールが可能になったほか、行間やフォント設定、カーソルの種類など、多彩な設定ができる。また、ジェスチャ操作やマークダウン機能も充実している。
コード作成における支援機能も強化されており、プロトコル/スタブ/メソッドの補完、ローカル変数/メソッド/式の抽出など、強力なリファクタリング機能を搭載する。
このほか、最新のプログラミング言語「Swift 4」や、GitHubを利用したソースコード管理、最新機種に対応したiOSデバイスのシミュレーション/テスト機能を搭載するとともに、従来バージョンと比較して大幅な速度の向上を実現した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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