エクセルソフトは、米Axure Software Solutionsのコーディング不要でインタラクティブなプロトタイプ、ワイヤーフレームを作成できるソフトウェアデザインツール「Axure RP 8」を、9月6日に発売した。
「Axure RP 8」は、Windows、Mac、モバイルデバイス向けに、コーディングなしでソフトウェアのGUI、UX、Webサイト画面などをデザインし、ソフトウェアのプロトタイプ、ワイヤーフレームを作成可能なインタラクティブ型ラピッドプロトタイピングツール。シンプルなクリック操作で高度な機能を実装でき、完成品により近いプロトタイプを迅速かつ簡単に作れる。
プロトタイプを、「Axure Share」またはSVN(Subversion)サーバ上で「Team Project」として作成すれば、複数のユーザーが共著者として同時に同じプロトタイプにアクセス可能で、「Team Project」へのチェックインおよびチェックアウト記録は、変更履歴とともに保管されるので、ファイルの更新を正確に管理できる。
「Axure Share」は、チームメンバーや顧客とのプロトタイプの共有にも対応しており、プロジェクトを最大1000件、1つのプロジェクトあたり400MBまでアップロード可能となっている。また、「Axure Share」のディスカッション機能を利用すれば、プロトタイプに対するフィードバックを得られる。
このほか、アノテーション機能を利用したウィジェットやページへのコメント追加や、.docx形式での仕様書の生成といった機能も備えている。
対応OSは、Windows 10/8/7、Mac OS X 10.7以降。税別価格は、「Axure RP 8 Pro」永久ライセンスが71700円、年間サブスクリプションが50400円、「Axure RP 8 Team」永久ライセンスが129700円、年間サブスクリプションが85200円、「Axure RP 8 Enterprise」年間サブスクリプションが172200円。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「Axure RP」
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