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開発経験ゼロからのスタート――マネージャーになるまでの6年間で「変わったこと」と「変わらなかったこと」【デブサミ2018】

【16-D-L】ゼロからのエンジニアが開発マネージャーになるまで 〜 スピードと変化に強い文化と環境 〜

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2018/04/04 14:00

目次

マネージャーとして1つ高い視座から「大事なもの」を考える

 そして、再びサービス開発への想いが強まった白川氏は、2015年末に社内のキャリアチェンジ制度を利用し、XFLAG スタジオに異動する。異動先の海外版モンスト開発グループでは、日本版のアプリを各国に合わせてローカライズする業務に携わった。サービス開発という意味では古巣と同じだが、業務内容や必要なスキルに関しては大きく変わることになる。

 まず、海外向けの新機能開発やローカライズは初めての経験だった。また、モンストの海外版はクラウドサービスを活用した運用となっており、インフラ環境が以前と大きく変化。緊急時にはバグ調査やサーバー機器の故障対応が必要になった。

 それでもやはり、変わらなかったものとして、白川氏は「開発の基礎」「信頼関係&レビュー文化」「PDCA」の3つを挙げる。ゲームはデータ運用のため、最初の設計が非常に大切だ。そして負荷の見積もりが甘いとサービスへの影響が大きいことから「開発の基礎」が重要となる。そして、より良いサービスを作るためには「信頼関係」は必須であり、「レビューをすること」で品質を担保し仕様を理解することができる。加えて、サービスにもスピーディな対応が求められるようになり、「PDCA」の重要性も高い。

 その後、海外版モンスト開発グループのマネージャーとしてメンバーを束ねる立場となり、いっそう人と人との「信頼関係」を重視するようになった。というのも、チームを構成する15人のうち約半数が海外出身のメンバーのため、どうしてもコミュニケーションが複雑になったこと、そしてマネージャーとなりサービスだけでなく人を育てる役割を担うようになったことが大きい。「視座が1つ高くなって、見えてくるものが増えてきた」と白川氏は語る。

 そして現在、国内外のモンスト開発グループを統合し、40名ほどの部門のマネージャーとして業務にあたっている。国内向けのサービスも見ることになったことで、白川氏自身の業務の範囲は広がったが、その分やりがいも大きくなったという。

 白川氏は、6年間でのミクシィと自身の変化について「勇気を持って変わろうとしたこと」が功を奏したと分析する。

 「ミクシィは環境の変化とともに業務内容や事業領域を拡大させてきた。Webアプリケーションからスマホアプリへと移行し、広告も純広告からアドネットワークへと変わり、ゲーム運営という新しい事業領域にも取り組んでいる。そして私自身も、勇気を持って飛び込んだことでさまざまな経験を積み、その結果として経験ゼロのエンジニアから開発グループのマネージャーへと成長することができた」

ミクシィと白川氏、それぞれが6年の間に変わらなかった事
ミクシィと白川氏、それぞれが6年の間に変わらなかった事

 一方で、ミクシィの各事業において変わらなかった事として、冒頭から登場していた「信頼関係」「開発の基礎」「レビュー文化」を挙げた。また、白川氏自身が変わらなかった事として、「現状に満足することなく、変わるために飛び込む勇気を持ち続けた事」を挙げた。

ミクシィと白川氏、それぞれが6年の間に変わった事
ミクシィと白川氏、それぞれが6年の間に変わった事

 最後に白川氏は「変わらないために、変わり続ける。一見矛盾しているように見えるかもしれないが、会社もエンジニアも、何を成し遂げたいのか、何を提供したいのか、という『変わらない』ものを実現させるために、変化する環境に合わせて変化する必要があるのではないか」と語り、結びの言葉とした。

お問い合わせ

 株式会社ミクシィ



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  • CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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