米Facebookは、React.jsアプリのビルドやテストの実行が可能なコマンドラインツール「Create React App 2.0」を、10月1日(現地時間)にリリースした。
「Create React App 2.0」では、新たなスタイルオプションとしてSassとCSS Modulesを追加したほか、React fragment構文のサポートや数多くのバグフィックスを含むBabel 7のアップデート、webpack 4におけるJavaScriptモジュールバンドル自動分割の改善、Jest 23におけるスナップショットのレビューのためのインタラクティブモードの追加など、数多くの新機能が追加されている。
互換性に関わる大きな変更としては、Node 6のサポートの廃止、旧バージョンブラウザに対するサポートの別パッケージへの分離、コード分割仕様の変更、デフォルトのJest環境へのjsdomの収録、プロキシ設定におけるオブジェクト指定のカスタムプロキシモジュールへの置き換え、.mjs拡張子サポートの当面の廃止、PropTypes定義のプロダクションビルドからの削除が行われた。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です