グレープシティは、Webアプリケーションにおけるあらゆる入力シーンを強力に支援するJavaScriptライブラリ「InputManJS V2J」を、10月31日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、初回費用は1開発ライセンスが162000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が648000円。2年目以降のリニューアル(更新)価格は、どちらのライセンスも162000円(いずれも税込)。
今回発売した「InputManJS V2J」では、「InputMan」シリーズで人気の高い「コンボコントロール」や「リストコントロール」の追加をはじめ、さまざまな機能強化が行われている。
「コンボコントロール」(GcComboBox)は、HTMLタグのSELECTコントロールでは困難な、高度で多彩なコンボボックス動作を実現しており、一般的なリスト選択に加えて、テキスト部分の編集が可能で、未入力時のウォーターマークやフォーカス移動の制御といった、従来のInputManJSコントロールと同様の入力支援機能も備える。また、ドロップダウン部では複数列や、テンプレート設定を使用した高度なリスト表示に対応している。
「リストコントロール」(GcListBox)は、オーソドックスな一覧表示をはじめ、複数列によるリスト表示やリストヘッダーの追加などに対応しており、複数項目の選択許可やチェックボックスによるリストの選択もできる。また、テンプレート機能の活用によって、リスト外観の柔軟なカスタマイズが可能で、画像の表示や1つのリストアイテムの複数行での表示にも対応している。
さらに、グラフィカルな通知UI付きで入力した値を検証できる「検証コントロール」(GcVaildator)や、InputManJSのGcTextBoxコントロールやGcMaskコントロールと、他のJavaScriptライブラリやHTML要素を組み合わせて、ドロップダウン機能付きの入力コントロールが作れる「ドロップダウンプラグイン」、日付時刻コントロール(GcDateTime)のドロップダウンで視認性の高いUIで日付や時刻を直感的に指定可能な「日付時刻ピッカー」が追加された。
そのほか、フォーカス制御機能の強化や、GUIデザイナの追加、npmおよび「Angular V7」のサポート追加が行われている。
対応Webブラウザは、Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Chrome(iOS用含む)、Safari 5.1以降(iOS用含む)、Firefoxで、Android用ブラウザはサポート対象外。
対応JavaScriptフレームワークは、AngularJS、Angular V2~V7、React、Vue.js。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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