ヨーロッパ最大規模のソフトウェアテストカンファレンス「EuroSTAR Conference 2018」がオランダのハーグで開催されました。「テストのカンファレンス」は日本にもいくつかありますが、このEuroSTAR Conferenceは、世界70カ国から参加者が集まり、その数は1000人以上。カンファレンスでの発表の応募(サブミッション)は400近くあり、ヨーロッパ最大規模のカンファレンスです。本稿では、筆者が参加したセッションを中心にレポートします(執筆担当:藤原史和)。
EuroSTARとは?

EuroSTARは1993年から開催されているイベントで、今年で25周年を迎えるカンファレンスです。ヨーロッパにおける最大規模のテストコミュニティでもあり、テストに関するセッションが4日間にわたり続きます。
参加者はテスターやQAマネージャだけでなく、コンサルティングサービスやアジャイルコーチまで、開発に関わる人たちが参加しています。
AIとロボットをどうやってテストするか

EuroSTARの初日はチュートリアルセッションです。チュートリアルセッションとは、スピーカのプレゼンテーションを聞くだけではなく、スピーカーと参加者がインタラクティブにコミュニケーションしながら、セッションのテーマを探索していくスタイルになっています。よって、それなりの英語力が必要ですが、はじめに「英語が苦手」と話しておくだけで、皆さん親切に助けてくれます。
私が初日に参加したチュートリアルでは、品質とテストのコンサルティングをされているRik Marselis氏による「Testing Intelligent Machines(AIとロボットのテスト)」です。氏は、仕事として品質やテストに関わっていますが、それ自体が趣味でもあり、という根っからのテスターといえる人物です。
さらに氏は、オランダの独立系テスター組織である「TestNet」のチェアマンとして活躍されており、国際的なテストの資格であるISTQBの運営メンバーでもあります。
AIとロボットのテスト

ここ10年で、さまざまなAIとロボットが、私達の生活の一部になりつつあります。
例えば、自動的に掃除をしてくれるロボット、まるで人間を相手にするようなチャットボット、そして皆さんが普段利用しているスマートフォンにも、AIとロボットが搭載されています。
このチュートリアルでは、彼が実際に用意したロボットや、チャットボットをテスト対象に設定し、探索的テストを通じて従来型のテストと、AIとロボットのテストで、どういった違いがあるのかを体験していきます。
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EuroSTAR 2018レポートチーム(ユーロスター2018レポートチーム)
岡本 明 アクセンチュア株式会社 テクノロジーコンサルティング本部 シニアマネージャー 千葉真弓 アクセンチュア株式会社 テクノロジーコンサルティング本部 シニアマネージャー 藤原 史和 楽天株式会社 サービス品質保証グループ マネージャー 米山 允章 株式会社メルカリ QAエンジニア 藤原...
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