グレープシティは、業務フローに合わせてノンプログラミングで自由にWeb業務アプリを開発できる「Forguncy(フォーガンシー)」のライセンス体系を一新し、「Forguncy 4」として11月28日に発売した。
「Forguncy」は、業務アプリの画面とデータベースをExcelと同じ操作性で作成することが可能なWebアプリ構築基盤。企業内の既存データベースと直接連携するサブシステムを、一般的なシステム開発手法よりも速く、かつExcel感覚で作成できる。
「Forguncy 4」は、新機能としてシステムの仕様書を自動生成する機能を備えており、スクリーンショット付きの画面仕様書や、データベースのテーブル情報、リレーション情報、外部接続テーブル情報などが表紙付で生成されるため、システムアップデートの度に仕様書を人力で更新する必要がない。
さらに、「Forguncy」によって開発した業務アプリを、運用状態のまま新旧の差分を自動的に解析し、適切にマッピングする機能や、Active Directoryと自動同期するユーザー管理機能を新たに搭載した。
ほかにも、プラグイン開発キットが提供されるので、アプリごとにJavaScriptでカスタマイズすることなく、汎用的な機能としてプラグイン化できるようになっている。
税別の1開発ライセンス(Forguncy Builder Pro)は172000円、運用ライセンスは最小構成(Forguncy Server基本ライセンスおよび5同時接続追加ライセンス)で702000円。「Forguncy 3」以前を利用中で、期限内の保守更新ライセンスを所持している場合は、無償で「Forguncy 4」へのバージョンアップが可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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