翔泳社は、2019年7月2日に開催された「Developers Summit 2019 Summer」における、来場者アンケートなどを元に決定したベストスピーカー賞の受賞者を発表した。受賞者は同率1位の3人。
受賞者は下記の通り。
ベストスピーカー賞
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基準:一定の満席率以上のセッションのうち、来場者満足度1~3位
- 今回は、満足度1位が3名並んだため、全員をベストスピーカー(1位)とした。
1位【A-1】「愛されるプロダクトをつくるエンジニア組織とは――「テクノロジー」「開発プロセス」との緊密な関係」及川 卓也氏 [Tably]
受賞コメント
デブサミでベストスピーカー賞を受賞するのはこれで2回目となります。前回の受賞は2011年の春、クラウド時代のソフトウェア開発と題し、クラウドが前提の開発手法をご紹介しました。あれから8年、クラウドは当たり前になり、フレームワークや手法は普及しつつも、まだプロダクトファーストに成りきれていない組織が多くあります。そんな方々にお役に立てばとお話した内容で受賞できたことは素直に嬉しいです。あと一歩前に進みましょう。
1位【B-4】「組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術」和田 卓人氏 [タワーズ・クエスト]
受賞コメント
「ベストスピーカー賞(1位)」の受賞、たいへん光栄です。誠にありがとうございます。
セッションに参加された皆様のアンケートを拝読し、テストコードを書く文化を組織に根付かせていくことは、現代の開発組織における大きな課題であり、関心も非常に高いことが再認識できました。
本講演がエンジニアリング組織の改革を後押しする力となれば、講演者としてこの上ない喜びです。
1位【C-4】「心理的安全性の構造」中山 ところてん氏 [NextInt]
受賞コメント
自分が勉強した内容を整理して話したら、ベストスピーカー賞なるものを頂いてしまいました。ありがとうございます。
今回の発表は、Veinという自社サービスを開発するにあたり、社内コミュニケーションについていろいろと調査、勉強をした結果を整理したものになります。
「心理的安全性」という言葉だけが独り歩きしてしまった流行りモノに対して、適切なタイミングで原典や、周辺知識についての解説を行えたのが受賞の理由なのかなと考えています。
まぁそれはさておき、「バーチャル美少女になったことのない奴がイノベーションを語るな」という言葉が最近のお気に入りなので、今後は積極的に使っていこうとおもいます。
なお、各受賞者には表彰状が贈呈された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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